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2021.07.02 EVENT

EVENT 【千夜千冊エディションフェア特集①の2】ブックファースト新宿店のフェア棚を再編集!

5月の終わりからはじまった千夜千冊エディションフェアは、燎原の火のごとく全国に広まって、北は札幌、南は沖縄まで約50店舗の書店で、個性を生かした“エディション棚”がつくられています。

 

そのフェアの口火をきったブックファースト新宿店(5月25日〜7月25日)では、スタートからちょうど2ヶ月目をむかえるということもあり、フェア棚が再編集されました。すでに800冊以上並んでいた棚に170冊の本を追加、さらにキーブックPOPの総入れ替え、本棚を5つのエリアにグルーピング、字紋パネルの設置と、フェア後半戦にむけて本棚全体が大胆にモデルチェンジしました。

 

ブックファーストのクリアボックスに、字紋パネルを設置。各巻が堂々と鎮座する“エディション部屋”に見立てた。このエリアでは「編集の見方」をコンセプトに、『本から本へ』『デザイン知』『感ビジネス』『編集力』を中心に本棚をグルーピングした。

 

「物語」をテーマにしたエリア。左の『サブカルズ』棚に、千夜千冊でとりあげられたがエディション未収録の『AKIRA』が顔を出している。千夜千冊エディションには本来収録されるはずだったが、ページ数の関係でどうしても入れられなかった千夜千冊本が数多く存在する。今回の本棚再編集で、エディションごとに関連性のある千夜千冊本が約170冊も追加された。

 

『デザイン知』の棚ではキーブックを、ブルーノ・ムナーリの『モノからモノが生まれる』とジョージ・ドーチの『デザインの自然学』に設定。POPとともに平積みした。棚づくりをしたメンバーも「ドーチが平積みされるフェアなんてなかなかないよね」と自画自賛。今回の本棚再編集に合わせて、60冊分のキーブックPOPも総入れ替え、平積みされていた本が一新された。

 

科学エリアでは、植物やロボット・AIに関する本を大幅に追加。『理科の教室』の傍らでセイゴオお気に入りの『塵騙 ゴミムシダマシ』が顔を覗かせている。

 

「千夜千冊エディション20冊突破記念クリアファイル」も店頭に並んだ。限定品制作のため、都内のみの販売となっている。

 

文・撮影:寺平賢司