2022年10月1日、パリでヨウジヤマモト2023年春夏レディースコレクションのショウが行われ、松岡正剛の手書きのフレーズをあしらったジャケットやドレスが登場、話題を呼びました。当ちゃんねるでは、この山本耀司・松岡正剛のコラボレーションによるユニークなアイテムを、ダンサーの石原淋さんが着こなし、渡部巧さん+佐々木友一さんによるアートユニットTable Ensembleが撮り下ろすオリジナルコンテンツとしてご紹介します。
2023 Spring/Summer collection
女性の象徴であるコルセットと男性の象徴であるテーラードを重ねつつ、女性の身体を優雅に解放するというコンセプトで発表。 松岡のフレーズをつかったコレクションは、シルクのシャツドレス、サマーコート、レイヤードジャケット、レギンスなど全10点。 セイゴオが編んだ「男伊達」と「女伊達」に寄せたフレーズ十数句を耀司さんが自在に組み合わせ、さらに自由闊達なドローイングをあしらっている。 2023年春夏シーズンにYOHJI YAMAMOTOの店舗で販売された。
https://www.yohjiyamamoto.co.jp/collection/femme/spring-summer-2023/
1994年、NHK音楽映像ドラマ『ハムレット幻蒼』で映像デビュ-。番組にダンサーとして出演していた田中泯に出会いその後、師事。 1996年、田中泯演出の舞台『千年の愉楽』(原作:中上健次)にて観世栄夫と共演。その後、海外公演も含め田中泯作品に多数出演。 2006年より本格的にソロ活動を開始し、田中泯の完全振付によるシリーズ作品『昭和の体重』(音楽:灰野敬二)は現在も続く代表作となった。 野外公演『八月十五日のエトランゼ』出演、MV『The Weeknd ‒ Belong To The World』振付ほかドラマや映画でも活躍中。田中泯の唯一無二の「弟子」であると同時に、田中泯の活動全般を支えるマネージャーであり、プロジェクトを牽引するプロデューサーでもある。 田中泯の「場踊り」の音をライブオペレーションするなど、演出的な活動にも携わる。
『影向』『村のドン・キホーテ』『外は、良寛』など、田中泯演出・振付、松岡 正剛言語演出による一連のダンス公演でも、制作を統括しながら重要なポジショ ンで出演。『村のドン・キホーテ』では、松岡が石原のために用意した「言葉」 の台本をもとに、身体と音声による圧巻のパフォーマンスを披露した。
Tomokazu Sasaki
広告プロダクションを経て2011年に独立。コマーシャル写真やファッション写真、映像などを中心に活動する傍ら、アーティスト・文化人等を撮り下ろした「ENSEMBLE」を刊行し2018年には同展開催。 Spotifyやブランドなど様々なプロジェクトの企画・構成・編集に携りながら現在に至る。 2017年版「ENSEMBLE」では、松岡もモデルに起用。ヨウジヤマモトHOMME AUTUMN/WINTERコレクションから数着をコーディネートし、本楼での撮影に臨んだ。
Takumi Watanabe
アートディレクター、ペインター、飲食店オーナー。2011年青参道アートフェアにペインターとして参加。 同年フォトグラファー佐々木友一とアートユニット「Table Ensemble」結成し、2016年、2017年とフォトブック「EMSEMBLE」刊行。 2018年表参道ROCKETにて個展開催。また下北沢にてビストロ「EUREKA」、ブルワリー「CANON」を経営。
Raishirou Yokoyama
MEGURO(D-CORD)に師事を経てフリーランスとして独立。2015年、Yolkenに参加。繊細なヘアメイクアップのテクニックは、女優、アーティストからの支持も多く、雑誌、広告、化粧品開発など幅広く活躍中。