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2024.02.02 NEWS

【NEWS】東京タワーを仰いでセイゴオ相合傘寿祝い

1月末、編集工学研究所・松岡正剛事務所・百間の有志たちが、セイゴオ傘寿祝いの食事会を東京タワー足下のとある料亭で催しました。これまでセイゴオに届けられた九天玄氣組によるマガジン「龍」および「祝い傘」、曼名伽組による「編路杖」に負けじと、昨年からゴートクジイシス館の一角で秘密裡に制作を進めてきた特製の「お祝い品」を、ようやくセイゴオに手渡しました。

 

お祝い会は、編集工学研究所代表の安藤昭子からのメッセージでスタート。セイゴオが築いてきた編集工学の「来し方」を振り返りつつ、継承者としての思いを語る。

 

和食に舌鼓を打ちながら歓談が進むと、ここでプレゼント企画第一弾。イシス組総出でつくりあげた特製の「品」を、デザイナー兼隊長の穂積晴明がプレゼンターとなってセイゴオに手渡す。

 

イシス組からのプレゼントは、和紙による特製本『八十才人相合傘寿』。セイゴオ0歳から80歳までの年譜に、セイゴオ好みの才人たちの履歴を「相合傘」見立てで重ねつつ、セイゴオへのメッセージも込めるという凝った趣向のもと、ヘンコーケン、松岡事務所、編集学校の総勢81人が勢ぞろい。

 

丁寧にページを繰りながら一人ひとりのメッセージに目を通し、ときどきニヤニヤ笑いするセイゴオ。誰がどの「才人」を選んだのかということだけでも、意外性と予想外がいっぱい。

 

本品の趣旨を祝詞仕立てで「前口上」に仕立てた吉村堅樹が、セイゴオの要望に応えて朗読。「松岡正剛御生誕八十傘寿の御祭に言祝ぎ奉らむと、各も各も遠つ才人の面影に準へて、正剛の御足跡御偉業と合はせ一人一年相合傘見立てにして献奉り……」。

 

松岡事務所・百間からはボルドー色の室内着をプレゼント(写真のセイゴオが着用しているもの)、ヘンコーケンの女子チームからはセイゴオ好みのコンサートチケットをプレゼント。最後に、木村久美子がプレゼンターとなって編集学校「多読ジム」の皆さんからの、こちらも編集的な趣向を凝らしたお祝いメッセージ集が贈られた。

 

『八十才人相合傘寿』表紙。企画から完成までほぼ2ヵ月、イシス組によるスペシャルチームが編集に携わり、穂積晴明が一手にデザイン、装幀、製本までを引き受けた。

 

『八十才人相合傘寿』の内容。セイゴオ8歳には武満徹が、セイゴオ9歳には多田富雄が合わされて、それぞれの少年時代の事件や出来事を絶妙に重ねながら、セイゴオを言祝ぐメッセージに仕立てられている。各ページの小口側にあしらった2行はセイゴオが当時について書いた、あるいは当時書いた文章からの引用。

 

34歳にはサルバドール・ダリ、35歳には高倉健。「相合才人」はおおむね千夜千冊で採り上げられた人物にしているが、中にはセイゴオがこれから採り上げるであろう人物も入っている。

 

72歳は親鸞、73歳は鈴木大拙。

 

間近にそびえる東京タワーのもとで、記念撮影。

 

レポート:太田香保 写真:上杉公志