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2021.01.15 NEWS

法政大学総長の田中優子さんとの対談記事が公開されました

法政大学と読売新聞が運営する学生向けメディア「HOSEI ONLINE」の「総長対談」(コーナー名:ボイス・オピニオン)に、法政大学総長の田中優子さんとセイゴオの対談記事が公開されました。

 

https://yab.yomiuri.co.jp/adv/hosei/opinion/post_55.php

 

「総長対談」は、法政大学のモットーである”自由を生き抜く実践知”をテーマに、田中さんがさまざまな研究者や文化人や卒業生と対話するコーナー。これまでに大江健三郎氏や姜尚中氏、川村湊氏、山極壽一氏などをゲストにむかえ、総長に就任して以来6年にわたってつづいてきました。

 

東京六大学初の女性学長として法政大学を改革、牽引してきた田中さんは、2021年3月31日をもって総長を任期満了することが決定。その目前にどうしてもと「総長対談」に声がけされたのがセイゴオでした。これまで数しれぬほど対話をしてきた間柄ですが、学生にとってヒントになるようなセイゴオの“実践知”を引き出そうと、田中さんは入念な質問案を準備し、対談に臨んでくださいました。

 

田中さんは「社会の言葉の力が貧しくなった」という話題を切り口に、セイゴオに読書の意義やイシス編集学校の目的、武蔵野ミュージアムの仕掛けや、連想力についてなど、根掘り葉掘りインタビュー。先日行われた朝日教育会議での鼎談の内容も引き合いに互いに交わしあった(下記参照)。

 

対談の最後にはもうすぐ刊行する田中さんとセイゴオの対談本、岩波新書の『江戸問答』についても触れた(『日本問答』の続編)。新書に巻かれる2ショット写真の帯を記者に見せる田中さん。

 

セイゴオははじめて総長室を訪問。田中さんはここでの作業は事務のみと決めているため、総長室は大きな会議テーブルの片隅に鏡と机とパソコン1台というレイアウト(立ったまま作業するためイスもない)。あまりにミニマリズムな室内に、セイゴオも「ここ会議室?」と目を丸くしていた。

 

また、2020年11月20日に開催された「朝日教育会議2020」の全映像記録が公開、12月22日には朝日新聞朝刊に記事が掲載されました。「これからの大学 for ダイバーシティ-多読・会読・連読の場」をテーマに、田中さんの基調講演、セイゴオと隈研吾さんのプレゼンテーション、3人によるパネルディスカッションといった内容になっています。(レポートはこちらから)

 

朝日教育会議2020 映像URL

https://www.hosei.ac.jp/pickup/article-20201221144356/

2020年12月22日 朝日新聞 朝刊25面に掲載