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2021.01.13 REPORT

九天玄氣組から特製年賀作品が届きました!

セイゴオのもとに年始恒例、九天玄氣組から特製年賀作品が届きました。

 

「九天玄氣組」はイシス編集学校の九州支所として2006年に発足し、組員は「九州」に縁のあるイシス出身者で構成。任侠めいたエディトリアルコミュニティとして、九州の地で熱い編集の渦を起こしつづけてきました。

 

九天玄氣組発足会(2006/9/23)

 

セイゴオへ贈る特製年賀作品は「九天玄氣組」発足以来、15年にもわたって続いてきた恒例行事。豆本や巻物、おみくじ、サイコロ、連凧など、九天組員の編集力を結集して制作された多彩な贈り物に、セイゴオも「これはヤラれた」と毎回唸ってきました。近年はセイゴオの著作をモチーフにしたオリジナルブックが制作され、その出来栄えは年々パワーアップしてきました。(過去の九天年賀作品はコチラから)

 

以下、2021年年賀作品の中身とともに、驚嘆しているセイゴオの写真をどうぞ。

 

手渡された年賀作品の函を開封するセイゴオ。さすがのセイゴオも毎回想像を超えるサプライズなので、まったく予想がついていない。

 

2021年の年賀作品はセイゴオとタモリの対談本『愛の傾向と対策』に肖った、その名も『密の傾向と対策』。強烈な表紙を飾る”タモリもどき”の正体は組員の佐土原太志さん。実際の表紙と比べても遜色ない憑依ぶり。

 

年賀作品が納められていた特製函は、北九州のクラフト作家でデザイナーの内倉須磨子さんによるもの。これまでも九天の年賀作品のクオリティを引き上げてきた。左は「Seigow」、右は「丑」の字が浮き上がっている。

 

「まいったな、これはすごいわ」と感嘆をもらすセイゴオ。なんと表紙のタモリのみならず、九天玄氣組のメンバーが「千夜千冊の九州人」を徹底モドキ。写っているのは頭山満に扮した新部健太郎さん。

 

九州の傑物とわずかでも顔つきに相似が認められる13人のもどきモデルを選出。口元を隠し、ざわちん風にもどいた。左上から宮崎滔天(光澤大志)、中野正剛(園田隆克)、夢野久作(飛永卓哉)、頭山満(新部健太郎)五木寛之(門倉正美)、石牟礼道子(石井梨香)、丸山明宏(篠原郁恵)、ドグラ・マグラの女(三苫麻里)。

 

メイクアップポイントも紹介。中野由紀昌組長と組員の三苫麻里さんがプロのメイクアップアーティストに伝授してもらい、組員全員のもどきメイク&撮影を手掛けた。上:美輪明宏(小川裕司)下:柳原白蓮(品川未貴)

 

メイキング風景。中野組長(左)は椎名林檎で試行錯誤、三苫さん(右)は『ドグラ・マグラ』のイラストの女をもどくという離れ業。2人が中心となり、コスプレ専門店や古着屋、舞台用化粧品店などで小道具、ウィッグの調達に奔走した。

 

もう片方の函を開封すると、なかにはコロナ禍でもセイゴオらしく”密対策”をしてほしいと、特製布マスクとフェイスシールドが納められていた。

布マスク制作:田中さつきさん(左)

フェイスシールド制作:内倉須磨子さん(右)

 

さっそく「密マスク」を装着するセイゴオ。マスク越しでも嬉しさが滲んでいる。「唇に密、心に愛」という思いが込められている。

 

さっそく電話で中野組長に感動を伝えるセイゴオ。「本当にビックリしたよ。松岡事務所全員でキャーキャー騒いでいます。九天玄氣組は本当にとまらない連中だな」。

 

年賀作品の企画立案者であり、椎名林檎になりきった中野組長。100枚近く撮影し行き着いた1枚。誰にも負けない九州愛と男勝りの負けん気で、九天玄氣組の精神的支柱となっている。一声かければ全国の九州ネットワークを自在に動かす、福岡の女ボス。「横道一筋15年。ノリは一流の九天玄氣組を、今後ともよろしくお願いします♪」(中野由紀昌)

 

文:寺平賢司
撮影:西村俊克