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2020.07.27 REPORT

日本最後のフィクサー・朝堂院大覚さんと異色対談

セイゴオが、日本最後のフィクサーと呼ばれる朝堂院大覚さんと対談しました。

 

朝堂院さんは、政界・財界・芸能界との太いパイプをもつとともに、裏社会の事情にも通じ、戦後日本社会を水面下で動かしてきたとも言われる伝説的人物です。近年、YouTuberデビューを果たし、政治や社会情勢について忌憚のない意見を物申し、ファンを獲得しています。

 

対談のきっかけは、朝堂院さんが日経新聞に掲載された『日本文化の核心』の広告をみたことから。本の書影と並ぶセイゴオの顔写真をみて、「この男はただものではない」と直感したそうです。

 

朝堂院さん直々の対談依頼の電話を受けた松岡事務所スタッフは、「私はあぶない人間です。くれぐれも、よくお調べになってから返事をください」と、丁重ながらドスの効いた声で言われ、おおいに困惑。セイゴオにそのまま伝えたところ、驚くことに朝堂院さんの著書や評伝をすでに読んでいたことが発覚。あわててスタッフもそれらを読んだうえで、謹んで対談をお受けすることにしました。

 

都内某所、高層マンション最上階の朝堂院さんのアジトで対談している様子。ソファーにもたれて雑談する2人の姿はド迫力。

 

対談は、コロナ・パンデミック、国連の役割、世界の戦争といった難問を朝堂院さんが次々と投げかけ、それにセイゴオが答えていくというスタイル。危うくきな臭い陰謀論を次々繰り出す “朝堂院節”に、セイゴオは編集的歴史観をもって応戦。最後に朝堂院さんはセイゴオの名の由来となった中野正剛を引き合いに、「ぜひ松岡さんには暗殺されるぐらい大きなことを最後にしてもらいたいものです」と、不敵な笑みを浮かべながら、2時間にわたる対談を締めました。

 

対談動画はすでに公開済み。朝堂院さんのYouTubeチャンネル「JRPtelevision」で視聴できます。セイゴオを「最後の武士」と見込んだ朝堂院さんの一人語りの動画も公開されており、これにはセイゴオ本人が目を丸くして見入っていました(こちらからどうぞ)。

 

朝堂院さんはいつも持ち歩いているという長棒をもって見送ってくださった。かつてその長棒で、ある組合員約60人をなぎ倒したという武勇伝も語ってくれた。

 

取材・文:太田香保・寺平賢司