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2021.07.16 EVENT

EVENT【千夜千冊エディションフェア特集㉖】見どころは「世界“知”図」仕立ての本棚! 吉祥寺ジュンク堂

ジュンク堂書店吉祥寺店では、7月2日(金)から31日(土)まで千夜千冊エディションフェアが開催中です。仕掛け人であるイシス編集学校の上杉公志さんの写真とレポートで、フェアの様子をご紹介します。

 

吉祥寺は、新宿・渋谷という東京の2大ターミナルから電車で15分ほどの好アクセスの場所。駅から徒歩圏にあるショッピングセンター「コピス吉祥寺」のB館の6・7階に、ジュンク堂書店・吉祥寺店はあります。

 

太宰治や井伏鱒二、与謝野晶子などの文豪にゆかりのある土地柄のためか、吉祥寺店では歴史書や専門書が人気なのだとか。専門書が並ぶ7階には、店舗のある「武蔵野」にちなんだ専門コーナーも常設。

 

7階レジ横の新刊話題書エリアに設けられた千夜千冊エディションフェア棚。エディション20冊に加え、関連本が85タイトル、松岡著作が13タイトルと、約120タイトルが並びます。

 

本棚中央に並ぶ20冊のエディションとPOP。『本から本へ』の横の棚には「本」や「読書」の本が、『編集力』の横には「編集工学」の関連本が配置されるなど、この20冊の配置自体が、本棚全体の縮図のような「世界”地”図」仕立てになっています。 

 

松岡パネルの横には、本に見立てた千夜千冊エディションの手描き解説。「世界知図」を手に、いざ、知の冒険へ!

 

本棚の枠には、カテゴリーごとにメッセージが。「必読! セイゴオ先生の“世界と日本の見方”。何歳からでも遅くはありません。」と書かれたこの棚には「歴史」の関連本が並んでいます。

 

事前に用意した棚構成案。「並べてみて入りきらなかった」といったことのないように、棚や本のサイズを実際に計測しつつ作成。

 

当初は棚一段でのフェアを予定していましたが、川島秀元店長とフェア担当の大滝ひろみさん(人文書担当)のはからいで、「三段+平台」という「新刊話題書」コーナーでの展開が可能となりました。

 

大滝さんは「松岡正剛さんの書籍は人気があります。春の新刊『情報の歴史21』も大型本でありながら、入荷分がすぐに売り切れ、追加発注をしました」と、フェア拡大の理由を語ってくださいました。

 

エディションフェアを担当された大滝ひろみさんのお気に入りは『本から本へ』。もともと本へのデザインや装幀にも関心が強く、上記写真「四六判宣言」フェアも担当されたとのこと(開催期間は7月31日(土)まで)。「学生の頃から工作舎の本が好きで、今回のフェアで松岡さんがその設立者であると知り、嬉しい驚きでした」(大滝さん)。

 

本棚づくりを担当したのは、イシス編集学校の若林牧子さん(左)、後田彩乃さん(中央)、上杉さん(右)に、編集工学研究所の吉村堅樹林頭の4名。

 

吉祥寺店では、21冊目のエディション『資本主義問題』の発売にあわせて、7月16日(金)に本棚のプチリニューアルをしました。

 

ジュンク堂書店 吉祥寺店

https://honto.jp/store/detail_1570063_14HB320.html

https://twitter.com/junk_kichijoji

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-5 コピス吉祥寺B館6階~7階
0422-28-5333

*フェア期間:7月2日(金)~7月31日(土)