- 2024.10.26 PUBLISHING
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【PUBLISHING】「ユリイカ」松岡正剛特集号 10月28日発売
雑誌「ユリイカ」松岡正剛特集号(11月号)が10月28日、発売されます。総勢34人の書き手・語り手による論考、エッセイ、対談、座談が詰め込まれた超濃密な一冊です。
「ユリイカ」で松岡正剛特集を組むことになったという連絡が明石陽介編集長から松岡正剛事務所に入ったのは、セイゴオの逝去から2週間後のこと。執筆陣や対談・座談の候補者についてやりとりすること数度、松岡事務所からもセイゴオとのかかわりの深かった何人かの書き手を推薦するとともに、本企画にふさわしいセイゴオのレアな原稿や対談記事をご提供。さらに、希少な写真を満載したクロニクルページを松岡事務所&編集工学研究所で制作させていただきました。
巻末の「松岡正剛 方法と編集」より。編集構成は松岡正剛事務所の太田・寺平、デザインは編集工学研究所の穂積。松岡の事績をテーマ別に全7見開きで展開。
完成した特集号は、バラエティ豊かなエッセイや論考や対談原稿がまるでひとつながりの物語のように見事に編集構成され、生涯にわたって異質なものを組み合わせ新しい関係性の発見をモットーとしつづけたセイゴオを追悼するにふさわしいものとなっています。
「ユリイカ」 特集 松岡正剛――1944-2024
◆採録
本の自叙伝 第一景より / 松岡正剛◆詩
虹――松岡正剛に / 高橋睦郎◆松岡正剛という場所
松岡正剛・編集の現場 / 田中優子
単独者松岡正剛を反復すること / 大澤真幸
来るべき松岡正剛学のために / 田母神顯二郎◆対談
雑に、密かに――編集工学のアルファとオメガ / 荒俣宏 高山宏◆対談付録
書物の食卓 / 松岡正剛◆オマージュ
言葉をコトバに引き上げよう / 田中泯
セイゴオさん、つぎに会いに行くときは / 森村泰昌
言葉にならないことを自覚するために言葉を尽くす、思考して「言語道断」――松岡正剛への拝復 / 川崎和男
おもかげ 想い / 本條秀太郎
Photosynthesis / 井上鑑◆「別日本」に向かって
「芸の人」松岡正剛 / 安田登
「別」なる日本、「別」なる仏教――近江 ARS と松岡正剛の方法 / 末木文美士
曼陀羅とプラネタリウム / 恩田侑布子◆座談会
工作舎の編集幼年期 / 十川治江 田辺澄江 米澤敬◆対談再録
「意表」と「ざわめき」――杉浦康平雑誌デザインの手法 / 杉浦康平 松岡正剛◆メモワール
松岡セイゴオ先生の世界 / 高橋秀元
「明るい幼稚園」 / 山崎春美
松濤ハウスの思い出 / 山尾悠子
松岡正剛が託した〝あやとり〟 / 能勢伊勢雄◆エディティング/エンジニアリング
松岡正剛とオブジェ、メディア、テクノロジー――マクルーハン、フルッサー、そして松岡正剛へ / 武邑光裕
編集工学は複雑系に何をもたらすか? / 津田一郎
編集工学と情報学 / 米山優
松岡正剛の「工作」と報道技術研究会の編集工学 / 大塚英志◆再録
宇宙経由の人工美学 / 松岡正剛◆エニグマとともに
松岡正剛さんと稲垣足穂さん / あがた森魚
未編集 / いとうせいこう
続「謎床」 / ドミニク・チェン
岩戸のむこうがわ / 海猫沢めろん◆手紙
一角の私/響きわたれ「ナムセーンス」 / 帷子耀.◆世界の解法
セカイは一つではない。 / 松田行正
宝探しの地図――松岡正剛の物忌み / 田中純
物質の将来について――タルホロジスト・セイゴオ / 寺村摩耶子
読書、この捉えがたきもの / 山本貴光◆クロニクル
松岡正剛 方法と編集 / 松岡正剛事務所
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