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2023.07.14 PUBLISHING

「週刊現代」の山口小夜子さん特集記事にセイゴオが登場

雑誌「週刊現代」の連載シリーズ「昭和の怪物研究」の山口小夜子さん特集記事に、セイゴオが当時の証言者として登場しました。

 

「週刊現代」(7月15日・22日号)掲載の「昭和の怪物研究」山口小夜子特集記事。モノクログラビア7ページにわたって、小夜子さんの魅力の秘密に迫っている

 

「昭和の怪物研究」はさまざまな証言をもとに昭和の時代に活躍した俳優・タレント・アーティストなどの実態を追うドキュメンタリー記事です。

伝説的ファッションモデル・パフォーマーである小夜子さんとセイゴオが知り合ったのは70年代後半、小夜子さんと前田美波里さんの対談イベントでセイゴオが司会をつとめたとき。セイゴオは工作舎で雑誌「遊」の編集長、小夜子さんはパリで一世風靡したあと、日本にもどり、資生堂の専属モデルや寺山修司の舞台役者として活躍していたころでした。

以来、「遊」の表紙モデルとして登場してもらったことをはじめ、親しき友人として交友を深めて、また仕事の仲間として数々の対談やイベントでコラボ・共演をしてきました。

千夜千冊1200夜『ヘルダーリン全集』では、2007年8月14日に亡くなった小夜子さんを悼んで、詩人ヘルダーリンと小夜子さんの生い立ちをかさねながら想いを込めて綴っています。

 

「遊 第3期 1026号 食べる」(1981)。セイゴオと親交の深い山口小夜子氏が表紙をいろどった。表紙に「いただきます」、裏表紙に「ごちそうさま」。

 

元松岡正剛事務所スタッフで、現在株式会社百間代表の和泉佳奈子が、縁あって譲り受けた小夜子さんの蔵書が並んでいるという理由で、今回の取材は百間オフィス(九段下)で行なわれました。セイゴオは小夜子さんをかたちづくった書籍を次々と手に取り、かつての盟友の面影に思いを馳せながら、その唯一無二の魅力について語りました。

 

百間オフィス内の「小夜子棚」には1000冊以上の蔵書が並ぶ。棚から次々と本を引っ張りだし、「週刊現代」の記者・今若孝夫氏に語るセイゴオ。

 

文学、絵画、彫刻、ファッション、少女マンガ、映画などジャンルが多種多様な小夜子棚の本たち。

 

左から今若氏、和泉佳奈子、セイゴオ。「それにしてもあまりにも稀有な存在だった。あまりに美しく、天上的だった。そんな小夜子がいない日本なんて、なんとかなるのだろうか」(セイゴオ)。

 

「週刊現代」2023年7月15日・22日号

雑誌:週刊現代

出版社:講談社

発行間隔:週刊

発売日:毎週月曜日