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2022.11.28 PUBLISHING

東京TDCのデザイン年鑑の最新号に、セイゴオのロングインタビューが掲載されました。

東京TDC(タイポディレクターズクラブ)が刊行したデザイン年鑑の最新号「Tokyo TDC Vol.33」に、セイゴオのロングインタビュー記事が掲載されました。

 

デザイン年鑑「Tokyo TDC」は、タイポグラフィとデザインの国際コンペ「東京TDC賞」のアーカイブ。最新号には、「TDC賞 2022」に入選した国内外514作品がとりあげられています。その巻末に、特集記事としてセイゴオのインタビュー記事「不在と数寄のデザイン」が収録されました。

 

セイゴオは、次世代のデザイナーにむけたメッセージにしたいという思いのもと、編集工学研究所の若手デザイナー穂積晴明をインタビュアーに指名。セイゴオの過去の講義動画や書籍を漁り、入念に練ってきた穂積の鋭い質問に応じて、セイゴオはデザイナー仲條正義の技法を端緒に、負と不在の意表感覚、和歌にはじまる型とフォーマットの移り変わり、風と様のスタイルとモード、間と真の関係など、日本デザイン文化の肝心要について大いに語り、15000字超におよぶロングインタビューとなりました。

セイゴオの言葉を国外のクリエイターにも伝えたいというTDC の意向により、インタビューの一部分の英訳原稿も掲載されています。

 

A5 変形・488 ページ、厚さ4.5センチの極太本。紙の裁断面を工夫し、柔らかく手馴染みがよい。ブックデザインは大原大次郎さん。

「Tokyo TDC, Vol.33 – The Best in International Typography & Design」

編集:NPO法人 東京タイプディレクターズクラブ

発行所:株式会社DNPアートコミュニケーションズ

定価:6,900円(+税)

 

左から穂積晴明、キュレーターの照沼太佳子さん、デザイナーの大原大次郎さん。照沼さんはTDCの創立メンバーであり、今回の企画の仕掛け人。30年前にセイゴオが日本デザイナー向けにおこなった日本文化講義を聞いて衝撃をうけたといい、新世代のデザイナーたちにも同じようなインパクトを与えたいという思いでインタビューが実現した。