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2019.07.31 PUBLISHING

角川新書新刊『万葉集の詩性』に、共著者としてエッセイを寄稿

角川新書から刊行された新刊『万葉集の詩性(ポエジー)』に、共著者としてセイゴオがエッセイを寄稿しました。

本書は改元を機に編まれた記念アンソロジー本です。セイゴオの他に、池澤夏樹さんや高橋睦郎さん、リービ英雄さんなど、万葉に親しんできた知的先達たちによるエッセイを並べ、「令和」の典拠となった『万葉集』の多様多彩な歌林世界に分け入ります。

監修をつとめたのは、万葉集研究の第一人者であり、「令和」の考案者でもある中西進さんです。セイゴオはかねてより中西進さんに敬意をもって、“中西万葉学”の浩瀚な研究成果にひとかたならぬ影響をうけたと語ってきました。またセイゴオは、大阪の帝塚山大学の学院長であった中西さんに口説かれ、1998年から数年のあいだ教授をつとめました。今回も、中西さんのためならばと一肌ぬいだ格好で、1万字超のエッセイ「ふらふら万葉習養記」を一気呵成に書き下ろしました。

家持の歌からセイゴオ少年の万葉体験を追想し、読むものではなく謡われるべきものだという「万葉の声」に耳を傾け、「準え」や「擬き」を視点に、万葉集のハイパーテキスト性を読み解きます。

「万葉ブームとはいえ、まだまだかなり狭いものである。そうだとすれば“令和”の万葉文化語りはもっと斬新でも、もっと異文化接近を企ててもよいはずなのである。そろそろボブ・ディランのように万葉を弾き語りするポップシンガーが現れたり、万葉めいたヒップホップを見せるラッパーが登場してもいいはずなのである。」

『万葉集の詩性 令和時代の心を読む』 (角川新書)
840円(税別) 2019/7/10

はじめに
「三つの詩性」 中西 進
「自伝的万葉の旅」 池内 紀
「詩情と形式、あるいは魂と建築 巻十五「遣新羅使詩篇」を例に」 池澤夏樹
「万葉集とわたし」 亀山郁夫
「山上憶良と中国の詩」 川合康三
「いや重く謎」 高橋睦郎
「ふらふら万葉習養記」 松岡正剛
「万葉集エキサイトメント」 リービ英雄