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2019.06.19 PUBLISHING

千夜千冊エディション最新刊『ことば漬』が刊行されました

千夜千冊エディションの最新刊『ことば漬』が刊行されました。記念すべきシリーズ10冊目です。

本書は、長年にわたり言葉の世界に誰よりも濃く、浸り、漬かってきたセイゴオの言語感覚を凝縮した、言葉・コトバ・ことばづくしの一冊です。折々に千夜千冊してきた言葉をめぐる本たちが、組み合わさりながら入れ替り立ち替り登場します。

省略や語呂の芸当、類語やオノマトペの辞典、芥川や山頭火、寺山修司や俵万智、内なるミューズの疼き、リービ英雄や大槻ケンヂの観察言語力、五十音図の秘密、エスペラント語の試みなどが配されているとともに、水村美苗や福田恆存をとりあげ、近代日本が抱えた国語の問題を浮上させるようにも構成されています。

今回は初の試みとして、レーモン・クノー『文体練習』の千夜千冊を“付録”として収録。また、本書用に書き下ろした“言葉の「書」”が図録として散りばめられており、セイゴオの“言葉遊び感覚がビジュアルでも楽しむことができるようになっています。

「惚れた言葉にはジャケットを着せる、母国語に夢中になってみる、未知の言葉づかいを覗いておく。」

『ことば漬』

第一章 省く・縮める

高柳蕗子 『はじめちょろちょろなかぱっぱ』七七九夜
金子兜太・あらきみほ 『小学生の俳句歳時記』三六二夜
蕗谷虹児 『花嫁人形』五六九夜
種田山頭火 『山頭火句集』三三〇夜
石川桂郎 『俳人風狂列伝』一二二夜
寺山修司 『寺山修司全歌集』四一三夜
俵万智 『サラダ記念日』三一二夜
平田俊子 『平田俊子詩集』一九三夜
外山滋比古 『省略の文学』三九九夜

 

第二章 類で分けて

大野晋・浜西正人 『角川類語新辞典』七七五夜
水庭進編 『現代俳句表記事典』一一八四夜
芳賀綵ほか 『あいまい語辞典』一〇三夜
W・J・ポール『あいづち・つなぎ語辞典』七九七夜
ベルクゼン 『プラスチック・ワード』一六八五夜
 ジェローム・デュアメル 『世界毒舌大辞典』二四九夜
大槻ケンヂ 『ボクはこんなことを考えている』一七六夜
松本修『全国アホバカ分布考』七一八夜
尾佐竹猛 『下等百科辞典』三〇三夜
きたやまようこ 『犬のことば辞典』二四二夜

 

第三章 日本語の謎

小池清治 『日本語はいかにつくられたか』一六九七夜
馬渕和夫 『五十音図の謎』五一一夜
清水真澄 『読経の世界』六一二夜
イ・ヨンスク 『国語という思想』一〇八〇夜
福田恒存 『私の国語教室』五一四夜
水村美苗 『日本語が亡びるとき』一六九九夜

 

第四章 ことばと背景

ヨン=ロアル・ビョルクヴォル 『内なるミューズ』六二五夜
アンドレ・グロワ=グーラン 『身ぶりと言葉』三八一夜
大室幹雄 『正名と狂言』四二五夜
オリヴィエ・ルブール 『レトリック』一〇二〇夜
ロジャー・シャンク 『人はなぜ話すのか』五三五夜
ダニエル・シャクター 『なぜ「あれ」が思い出せなくなるのか』六〇六夜
ガイ・ドイッチャー 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』一六九五夜
ダニエル・ネトル他 『消えゆく言語たち』四三二夜
伊藤三郎 『ザメンホフ』九五八夜

 

付録 レーモン・クノー『文体練習』

 

追伸 言葉にジャケット着せる