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2021.09.30 EVENT

EVENT【千夜千冊エディションフェア特集㊸】セイゴオ御用達の書店で”知まつり”フェア―MARUZEN&ジュンク堂渋谷本店

MARUZEN&ジュンク堂渋谷本店で千夜千冊フェアがスタートしました。渋谷東急百貨店本店7階にある丸善ジュンク堂渋谷本店は1100坪を誇る大型書店。ワンフロアに130万冊という充実した品揃えで、来店客は階段を上り下りすることなく、歩きながらあらゆるジャンルの本にたどりつくことができます。

 

実はMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店はセイゴオ御用達の書店。定期的に来店しては、本棚をくまなくチェックしカゴがあふれるほどの書籍を仕入れます。かつて人物紹介番組〈オデッサの階段〉に出演したときにも、セイゴオが広い店内でカートを押しながら本を大量買いする様子が放送されました。

 

そんなセイゴオと縁の深いMARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店でフェアをやらないわけにはいかないと、関谷俊弘店長がお引き受けくださいました。

 

渋谷のランドマークである東急百貨店本店

 

棚一面に展開されている千夜千冊エディションフェア

 

フェア棚は中央エスカレーターのすぐそば。むかいには文房具コーナーがある

 

 

棚作りを担当した渡辺泰弘さんによると1つのフェアでエリアの本棚すべてをつかうケースはめずらしいとのこと。

「松岡先生の選本が多岐に渡っているので、規模の大きいフェア棚になりました。ポスターやチラシもいろいろな種類があったので、いつもより賑やかになりました。本を並べるにあたって、まずは発注して届いた大量の本を人文書と科学書で大きく分けて、近いジャンルのものを少しずつ並べていきながら、全体を完成させました。文学・思想・歴史・科学といった感じでゆるやかにジャンル分けしているので、はじめて千夜千冊エディションを知る人にも手に取りやすいのではないかと思います。実際にフェアをスタートしてから、どのジャンルの本もまんべんなく売れていますね」。

 

『文明の奥と底』と『大アジア』が隣合わせになった棚では、セイゴオの『国家と「私」の行方』を挟む格好で、ハンチントン、ローレンツ、フロイトの骨太の文明論が並び、セイゴオ日本論2冊が右サイドを固めている。他の書店ではあまり見られない組み合わせ。

 

理系のエディション3冊を中心とする棚。フェアの本棚のなかでは特に科学本の売れ行きが好調らしい。

 

 

書店員の渡辺さんはお気に入りのエディションとして『観念と革命』をチョイス。本書にも収録されているフッサールやハイデガー、サルトルといった近代西洋哲学を好んで読書するとのこと。

 

 

MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店のエディションフェアは、10月5日(火)まで開催予定です。都内限定の特製クリアファイルも販売中です。常連客であるセイゴオのつもりになって、フェア棚に立ち寄ってはいかがでしょうか。

 

 

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店
https://honto.jp/store/detail_1570065_14HB320.html

 

フェア開催期間:10月5日(火)まで。