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2021.07.06 EVENT

EVENT 【千夜千冊エディションフェア特集⑱】津田沼店の八方睨みの立体知祭り棚

6月22日から、千葉県津田沼駅すぐそばの丸善津田沼店でも、平台だけで立体構成された見事な知祭り棚がお目見えしています。仕掛人は、イシス編集学校の松永真由美さん。じつはセイゴオ以下松岡正剛事務所の面々とは、同じ今井秀実先生のもとで太極拳の稽古に励んでいる弟子仲間でもあります。

以下、松永さんから届いた写真とレポートによって、丸善津田沼店のフェアの様子をご紹介します。

 

総武線の始発電車もあり、通勤時間帯には東西線が乗り入れするJR津田沼駅。ラムサール条約登録湿地である谷津干潟を有する習志野市にあります。丸善津田沼店は、1998年からずっと、南口すぐの場所に立つLoharu津田沼ビル(旧称The Block)にあります。

 

一般書の2階からフェアを行っている3階に上がるエスカレーター横に、堂々B2サイズの眼光鋭い松岡さんのメインポスターが展示されています。

 

6月20日、書店側がひととおり本を並べたところで、そこからPOP設置を含めて初めての棚編集を経験しました。話を聞いた職場の同僚たちも手伝いに駆けつけてくれ、本の見せ方やポスターの設置をきめ細かく工夫してくれました。

 

平台の上に、エディションとともに関連本を組み合わせて、四方八方から見られる立体的な知祭り棚をつくりあげました。

 

さらに数日後、棚組に少し手を加え、区切りがわかりやすいようにメンディングテープを貼ってみました。広い店舗のそこここで大小のフェアが同時開催されていますが、この知祭りフェアはひときわ目立っています。立ち寄って本を手に取るお客様も多いようです。

 

 

当初は、棚づくりは店側でされるという話でしたが、本が入荷し「ひとまず並べました」と連絡をいただいたあとは、「好きなようにつくりあげてください」というモードに。おかげで初の棚づくりに挑戦させていただきました。興味を持って手伝ってくれた同僚たちのセンスに目を見張り、「棚づくりは編集だ」と感じ入りましたが、彼女たちも「文化祭のようで楽しかった」とのこと。

 

店長の岩﨑師博さんにその後の本の動きについてうかがったところ、「100分de名著」で取り上げられた『華氏 451度』がダントツに走っているそうです。

 

丸善津田沼店をレポートした松永さん。九州全域でエディションフェアを仕掛けている九天玄氣組メンバーでもあります。手にしているのは、コロナ禍のさなか九天玄氣組のメンバーと“郷読”し、格別な思い入れのある『大アジア』。

 

丸善 津田沼店
https://honto.jp/store/detail_1574700_14HB310.html

*千夜千冊エディションフェア開催期間:6月22日(火)~7月21日(水)