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- 2020.07.10 PUBLISHING
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ロビン・マランツ・ヘニッグの『ウイルスの反乱』(青土社)にセイゴオの千夜千冊が転載
ロビン・マランツ・ヘニッグの著書『ウイルスの反乱』(青土社:6月25日刊行)の新装版にセイゴオの千夜千冊27夜が転載されました。
本書は、エイズやエボラ出血熱など新しいウイルス病の登場は、人間による生態系の破壊によってもたらされたと説いています。ウイルス研究の成果を、迫真のドキュメントとともに、スリリングに語った一冊として話題になりました。
この新装版が刊行されるにあたり、千夜千冊27夜の収録を依頼されたセイゴオは新たに新型コロナウイルスについての記述を加えました。
「本書は、ウイルスのとんでもない性質とそれがもたらす恐怖を縦横無尽に説明し解読しようとして駆けずりまわる、あたかもウイルスを暴くウイルスのような本になっている。本書の原題が『ダンシング・マトリックス』となっているのは、そんな本書の書きっぷりによっている。」
『ウイルスの反乱』(青土社)
定価:2400円(税別) 2020/6/25
文:西村俊克