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2020.06.22 PUBLISHING

Numero連載「男の利き手」に“セイゴオの手”が登場

ファッション雑誌『Nemero』2020年7・8月合併号の連載「男の利き手」に“セイゴオの手”とインタビューが掲載された。

 

「男の利き手」は2006年の創刊時からつづく連載企画で、著名人の “利き手”から、これまで歩んできた歴史の一幕を振り返るというもの。俳優やアーティスト、ミュージシャンなどの “利き手”写真とともにインタビュー記事と人生のあゆみ(年表)が掲載される。

 

“利き手”を撮影するのは、フォトグラファーの操上和美さん。広告業界を中心に数々の著名人のポートレート、イメージフォトをさらには映像まで手掛け、セイゴオもつねに注目してきた巨匠。

 

セイゴオは工作舎時代、「遊」の企画で思想家の吉本隆明さんと対談した際に、操上さんにポートレートを撮影してもらったことがある。

 


「遊」1982年9月特大号 特集:日本する
操上さんの指示のもと、セイゴオは片目を片手で覆った状態で撮影された。

 

撮影は港区白金にある操上さんの個人スタジオ「キャメル」で行われた。
操上さんは、セイゴオが愛用しているVコーン(ペン)を手に持たせた。セイゴオと手とペンの逢着ぐあいをじっと見ていた操上さんは、次に「ペンを持たずにいきましょうか」と言いながら、カメラをぐっと構え、セイゴオ側に一歩も二歩も近寄った。セイゴオの手の様子を把握した操上さんは、「手首はこうして」「指はこうして」と細かい指示を次々とだす。セイゴオは「さすが、操上さん。撮られていて本当に気持ちよかった。ありがとう」と、久しぶりのセッションに興奮気味だった。

 


撮影中の風景@キャメル(操上さん個人スタジオ)
操上さんがセイゴオにVコーンを握らせ、手のカタチをつくる操上さん。

 


Numero TOKYO 2020年7・8月合併号
700円(税込) 扶桑社 2020/5/28