坂井直樹さんの対談本にセイゴオが登場

セイゴオと坂井直樹さんの対談が収録された『好奇心とイノベーション』（宣伝会議）が刊行されました。

 

本書は未来を見据える“コンセプター”である坂井さんが人工知能、アート、ビジネス、働き方、生き方について、イノベーションの最前線に立つ8名と対談したもの。対談相手には他に猪子寿之さん(チームラボ代表)や中川政七さん(中川政七商店 代表取締役会長)が名を連ねています。

 

セイゴオはトップバッターの対談者として登場。坂井さんとは互いに信頼を深め合ってきた古くからの友人同士、「新しい価値観やスタンダード」を軸に、仮想通貨やIoT、無人自動車、ＡＩといったトピックをめぐり、未来の技術とその展望について語り合いました。

 

−−−−ＡＲ（拡張現実）とかＶＲ（仮想現実）のような技術が進歩していくと、「ほんと」と「つもり」の区別がつかなくなってきます。我々は「こうした」ということと、「こうしたい」と思っていることの間を分断しているけれど、技術がだんだんその溝を埋めている。でもそうした技術ができる前から、人間文化は実は「ほんと」と「つもり」がまじった状態で世界を捉えてきたんです。（セイゴオ）

 

−−−−ＡＲやＶＲのような人間の感性に近いところで使われるテクノロジーは、ＵＩ（ユーザーインターフェース）も大事になってきます。ＶＲはゴーグルをかけたりして、ハードウエアがまだごついので、さっとメガネをかけるぐらいの使い勝手にすれば、もっと馴染みやすくなるでしょう。機能性や合理性を追求して作られたテクノロジーも、やがて「美しさ」が問われるようになります。（坂井氏）

 

『好奇心とイノベーション』（宣伝会議）
定価：1980円（税込） 2020/5/2

 

対談後のセイゴオ（左）と坂井直樹さん