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2021.06.08 EVENT

【千夜千冊エディションフェア特集⑥】博多駅上の知祭り棚

九州で続々とオープンしている「千夜千冊エディションフェア」、JR博多シティ内の丸善博多店でも6月7日から知祭りが始まっています。当サイトで三度目の登場となる、イシス編集学校・九天玄氣組の中野由紀昌組長のレポートと写真でフェアの様子をご紹介。

 

話題書の一角を占拠して千夜千冊知祭りコーナーが出現。各エディションの多彩なデザインを楽しめる面陳と特製ポップが眼を惹きます。エディションは刊行順でなく関係性を意識して配架、さりげない編集が効いています。

 

 

JR博多シティは1日約35万人が利用する九州最大の駅に位置します。その8階にある丸善博多店は、話題書から専門書、児童書に加え、福岡や九州の地域文化の書籍も充実。つねに多種多様なお客様で常に賑わっています。「MARUZEN」の大看板の左下にあるのが知祭り中のフェア棚。

 

エディション知祭り棚の全体。ポスターのセイゴオの鋭い視点が、エスカレーターを上り下りするお客さんをギョッとさせています。

 

フェアを担当する副店長の前田文雄さん(注:写真左)。すでに企画が詰まっていた棚を、エディション知祭りのためにこじ開けてくださいました。いつも軽快な関西弁で出版業界のアレコレを語って聞かせてくれます。お仕事柄、選んだ本も『本から本へ』(注:写真右は中野由紀昌さん)。

 

2009年4月に松岡さんをお招きして九州国立博物館(太宰府市)でソロ講演「ぼくの九州同舟制」(主催/A&Q、共催/九天玄氣組)を開催した際に、会場入り口で書籍の出張販売を担当してくださったのが、店長の四元博之さんと前田さんでした。今回の「千夜千冊エディションフェア」のためにひさびさに再会した前田さんは開口一番、「まだやってんの、九天玄氣組。しぶといね(笑)」。「九天玄氣組と出会わなければ、松岡正剛さんの本をこうして扱うことはなかったと思うよ」と組長冥利に尽きるうれしいお言葉もいただきました。

 

 

丸善 博多店

https://honto.jp/store/detail_1577305_14HB310.html

*丸善博多店のエディションフェアは、7月末まで予定