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2021.06.03 EVENT

【千夜千冊エディションフェア特集④】喜久屋書店小倉店でも「知祭り」の灯

「千夜千冊エディションフェア」が全国各地に飛び火して広がっているなか、また九州から知祭り開幕のニュースが届きました。JR小倉駅すぐそばの喜久屋書店小倉店、北九州で最大の蔵書数を誇る名物書店さんです。今回も仕掛人はイシス編集学校・九天玄氣組の中野由紀昌組長。以下、中野さんから届いたレポートと写真によって、フェアの様子をホットに紹介します。

 

エスカレーター横にしつらえられたフェアコーナー。千夜千冊エディションをメインに据え、セイゴオの著作も一堂に集結、特設棚を仕立てていただきました。なにやら視線を感じると思ったら眼光鋭い松岡正剛(のポスター)! 強烈な存在感です。

 

『本から本へ』の隣には『多読術』『読む力』、そして『ちょっと本気な千夜千冊 虎の巻』がフィットします。記念冊子は中央に。『デザイン知』に寄り添うように配架されています。

 

フェア担当の徳山翼さん。注目の千夜千冊エディションを尋ねたところ、選んだ一冊は『理科の教室』。「読んだことのない本がたくさん紹介してあるので興味ありますね」と理系っぷりを覗かせてくださいました。

 

喜久屋書店は、小倉駅向かいの商業施設「SAINTcity」7階にあります。ゆったりとした空間に家具調の書棚がずらり。一般書、コミック、児童書など幅広いジャンルを扱っていますが、とくに専門書の充実度には定評があります。

 

フェア棚は6月1日の朝に設置完了。北九州市に初めて設置したフェア棚は、配架された本たちの息遣いが聞こえてきそうな書棚となりました(注:写真は書店とともに配架を担った中野さん)

 

 

喜久屋書店小倉店では、特定の著者や作家だけのフェアを開催するのは、じつは初めてなのだそうです。「一人の作家を特集したとしても、せいぜい10~12冊。こんなに一気に、しかも継続して刊行されている同一著者による文庫シリーズははじめてなので、どう展開していくのか楽しみですね」と徳山さん。小倉は私が20歳前後のころに住んでいた町でもあり、今回のフェア開催によって、ご縁がまたつながったように感じています。

 

※喜久屋書店小倉

https://www.im-kokura.info/shop/index/150