セイゴオちゃんねる

雑品屋セイゴオ

2018年12月25日 春秋社 画・ブックデザイン:菊地慶矩

松岡正剛のちょっとニューウェーブで、たぶんにフェティッシュなオブジェ商品型録。映像化にあたって、それぞれの物品に込められた松岡の「幼な心の哲学」とともに、すべての挿画から装幀までを担った菊地慶矩氏の捻りの効いた手わざを、「もう一つの函」に収めなおすつもりで演出。モリ川ヒロトー氏の音楽とともに「ザッピング」感覚に遊んでみた。

撮影・編集川本聖哉

カメラCANON R5

レンズSIGMA 50mm f/1.4 DG HSM/Art,
EF85mm f/1.4L IS,
EF100mm f/2.8 macro,
EF24-105mm f/4 L IS

ライティングLEDライト 懐中電灯(LED) 自然光

動画撮影モードFHD 1920x1080 23.98fps

音楽モリ川ヒロトー

故郷金沢を拠点に活躍するマルチアーティスト。ハノーバー万博日本館演出全楽曲を作曲、FAUCHONホテル京都全客室のための作品写真を撮影、東アジア文化交流使(文化庁)として韓国で「金沢映像展」を開催、毎年の金沢おどり(金沢芸妓衆総出演)を映像演出など、多岐にわたる仕事を展開。「感情をそのまま音楽に、観たままを写真に、それらを組み合わせて映像を」が創作のモットー。金沢を偏愛し、日々ピアノ即興に耽溺。
https://www.facebook.com/hirotoh.morikawa/

デザイン穂積晴明

編集工学研究所デザイナー。イシス編集学校のメディア全般、Web千夜千冊トップ画像、『情報の歴史21』などを担当。また吉村堅樹と共に千夜歓談Podcast「おっかけ!千夜千冊」を企画し、千冊小僧として松岡正剛の解読に挑戦中。本撮影で使用したスポークはその放射線力に心惹かれた穂積が持ち帰った。

画・切り絵・装幀菊地慶矩

インダストリアル、インテリア、プロダクト、グラフィックデザインを経て独立。1991年より作家活動を開始し1995年にアトリエを米国ニューメキシコ州サンタフェに移行し、本格的作家活動に入る。2000年に帰国、現在は主にグラフィックデザインやイラストレーション、アートの分野で活動している。
https://www.mooncrow.co.jp/

朗読金宗代

2009年にイシス編集学校入門。松岡正剛のコトバとカラダの編集芸に憧れて、『意身伝心』、近大DONDEN、KADOKAWA武蔵野ミュージアム、『情報の歴史21』など様々なメディエーション・プロジェクトに参画する。奇想漫画家・駕籠真太郎はじめ、ポップでパンクな「サブカルズ」の動向にも目を光らせている。
QUIM JONG DAE  [WORKS]/駕籠真太郎「GOZ」連載中 [企画・編集] /